僕の経歴
最近、ブログを書けばイベントの報告ばっかり。
ブログとは本来自分の好き勝手に表現していい場なもんです。
ちょっと、原点に立ち返って思いを綴っていきます。
早いものでもう11月…。
光陰矢の如しとはよく言ったもので、あっちゅう間に過ぎる月日の流れに後悔とかやり残しはしたくありませぬな。
さて、11月15日から猟の解禁となります。
昨年に取った狩猟免状と銃の所持許可。
所持許可が遅れてしまい、一度も猟にに出れないままに終猟となり、未だに初心者でございます(笑)
今年はボチボチと射撃の訓練はしているものの、初フィールドでの猟は経験がモノを言うもんです。
獲れるか穫れないかよりも、経験積むための一年目って事でしょう。
巷では、ハンターシェフと名前ばかり出てしまってますが、実の正体はなんて事は無いヘナチョコ初心者ハンターでございます。
ゆっくりと時間をかけながら、自然界との駆け引きが醍醐味の、ハンターという世界に片足をゆっくりと突っ込みたいもんです。
さて、以前にもブログで書きましたが
独立から現在のお店に至るまでのキッカケや流れ…今更ながらの想いを残しておきたいと思います。
ごく自然に料理人や猟師になろうと思ったんですよね。
決断や進路に迷ったことはなかったです。
遡ること学生時代から…
遡りすぎ??
16歳
週休2日に惹かれて奈良高専入学。
(当時の学校は隔週に2連休だった)
17歳
工業系の勉強と、夏休みにインターンシップで受けた企業の職業実習の面白くなさに失望。
バイトに精を出す。
飲食業のバイトに楽しさを見出し、明け暮れる。
(年齢は誤魔化し、18才で働いていた)
意外と仕事が出来、チヤホヤされて天狗になるww
元々料理が大好きだったので、進路変更には迷いなく、料理人になろうと決心。
18歳~20歳
奈良の青果市場や中華料理、居酒屋やバーテンダーなど、色々な職種のバイトを掛け持ちしながら学校に通う。
イタリアンに進むことは決めていたが、バイトで色々な職種を見て見るのも良いかと思って…
あの手この手で無理矢理に学校を卒業。
しばらくバイトでお金を貯めて、働き先も決めてないのに大阪に引っ越し一人暮らし。
貯金が無くなりかける頃、大阪の土佐堀にあったイタリアンに惚れ込み、通い詰めて就職。
21~22才歳
大阪にお店が東京に出店すると共に、オープニングスタッフとして上京。
西麻布という煌びやかな世界にやたらと自信がつく。
コシノジュンコさんや神田うのさんが常連さんの高級店。
ファッションショーのケータリングなど色々なセレブレティーな空間に、目ん玉飛び出す。
お店のスタッフやオーナーに、生意気な態度をとったり、アホなことばかりして、人生初めて落ち込む(笑)
バーに入り浸り、寝ずに仕事をし、体を酷使する事を覚える。
鼻っ柱が折れてお店を辞め、自由が丘のお店に就職。
大人の遊びも教えてもらったり、相変わらずアホなことしながら修行の日々。
23歳
一緒にやらない??
と言う求められると嬉しがる単純な性格を発揮し、奈良に戻る。
奈良で一緒に店をやる予定だった人が、や~んぴ!!
…って事で無職。
フレンチやイタリアンのバイトで食いつなぐ。
イタリア行くとか、大阪に出よかな~とかいろいろ考えたけど、
ペーパームーンという、今のお店の前の店のシェフという肩書きにウットリし、就職。
24歳~26歳
若い年なのに無理矢理お店を切り盛りし、自分の力の無さとアイデンティティの少なさに絶望しながらも、何とか死にかけてたお店の売り上げを伸ばすことに成功。
自信満々(笑)
って言うても大した事はない売り上げだったが…
27歳
ペーパームーンを居抜き店舗としてそのまま譲り受け、独立開業。
相変わらずのアイデンティティの無さを持ち前の行動力で埋めるべく、食材と仕事でこだわる事で何かが変わるだろうと模索を始める。
店長というしがらみから解放され、色々と無茶な仕入れと仕込みを繰り返す。
この時から、産地直送や羊や豚なんかの農場からの一頭買いのルートを独自で開拓。
生ハムやアンチョビを独学で勉強。
主にブログや文献を読み漁り、奈良でも出来るやり方を試行錯誤。
要は食材にこだわっていったんです。
28歳
クーカル奈良が始まる。
生ハムを失敗し続け、心が折れそうになる(笑)
あまから手帖やSAVYに掲載してもらいフィーバー!!
29歳
クーカル奈良で、シェフズキッチンをやらせてもらい、人脈の大事さと、イベントの楽しさに開眼。
ロスを出しながらも何とか加工肉が形になる。
生産者さんを訪ねたり、畑に通ったりと、無い時間をフルに使って、現場を見に行く事に精を出す。
30歳
元々一頭で買っていたジビエ(鹿や猪)を、知り合い達と共有したり、捌いたりと、交流を深めて行く。
農家さんや酪農家さん、猟師さんなどのたくさんの人達から聞く言葉や社会の現状に、何か出来れば…という思いが芽生える。
この時、一年の解体頭数は80頭を超えてたww
この辺りからブログやFBを本格的に始め、情報発信を積極的に始める。
解体のグロ画像が影響したのか、保健所にチクられる。
ま、悪いことは何にもしていないので、大丈夫。
31歳
人脈とお店の成長に明け暮れる(笑)
クーカルもシェフェスタと名を変え、積極的に参戦。
その中で、人生の道しるべとなるような方達と出会い、刺激を受けまくる。
その一人の猟師兼農業家(順番逆w)の廣瀬さんから、狩猟の面白さを聞いて、猟師になる事決定。
狩猟免許や銃の所持許可に通り、晴れて猟師に。
でも、一度も出猟出来ず終猟ww
32歳
奈良のイベントのみならず、京都や大阪なんかのイベントにも参戦。
少しやり過ぎたかな…と思うも、スタッフの頑張りを、まだ行けるやんという無茶振りで乗り切る。
さ…今年こそは猟に出よう!!
…と思いながらも、練習不足なんでどうなるかわからない(笑)
料理人なろうと思って15年。
紆余曲折ありましたが、一貫していることは、自分のしたい事をしてきただけ。
そこには、家族やスタッフの支えがあって、感謝してもしきれないくらいの恩義と絆があるように思います。
バイタリティあるね~とか
いつも忙しそうだね~とか
体壊すで~とか
周りの方から、色々なご心配と興味の声を頂きます。
インターネットが発達し、情報が溢れているこの世の中。
自分のやっていることと、お店の個性を打ち出すには、ブログやFBは良いツールなんでしょう。
知ってもらってナンボですからね。
ダラダラと書きましたが、ここに行き着くには当然でごく自然の流れだったんです。
今の自分に出来る事は何なのか。
来年、再来年、5年後にはどうなりたいのか。
夢とか甘いもんは見ません。
目標と地べたに這いつくばりながら、今すべき事が徐々に具現化して行っただけなんですよね。
クロチェッタはスタッフに恵まれています。
今日も一人の来年の新卒の調理学校生が求職に来てくれました。
スタッフが揃っているからやりたい事が出来るようになってきましたし、来年以降はもう一店舗する計画も練り出しています。
今の時期からは猟師さん。
クリスマスが控え、年末までどれくらい出猟が出来るかわかりませんが、勉強してきます。
やりたい事をやるのも自分。
その環境を作るのも自分。
それを支えてくれる人に感謝し、今日も一日が過ぎ去るのです。
光陰矢の如し。
人に人生なんかあっという間に終わります。
楽しまないと損ですね。
積み重ねが次のステップを呼んでくれるわけだから…
面白おかしく生きましょ♫
クロチェッタ 店主
ブログとは本来自分の好き勝手に表現していい場なもんです。
ちょっと、原点に立ち返って思いを綴っていきます。
早いものでもう11月…。
光陰矢の如しとはよく言ったもので、あっちゅう間に過ぎる月日の流れに後悔とかやり残しはしたくありませぬな。
さて、11月15日から猟の解禁となります。
昨年に取った狩猟免状と銃の所持許可。
所持許可が遅れてしまい、一度も猟にに出れないままに終猟となり、未だに初心者でございます(笑)
今年はボチボチと射撃の訓練はしているものの、初フィールドでの猟は経験がモノを言うもんです。
獲れるか穫れないかよりも、経験積むための一年目って事でしょう。
巷では、ハンターシェフと名前ばかり出てしまってますが、実の正体はなんて事は無いヘナチョコ初心者ハンターでございます。
ゆっくりと時間をかけながら、自然界との駆け引きが醍醐味の、ハンターという世界に片足をゆっくりと突っ込みたいもんです。
さて、以前にもブログで書きましたが
独立から現在のお店に至るまでのキッカケや流れ…今更ながらの想いを残しておきたいと思います。
ごく自然に料理人や猟師になろうと思ったんですよね。
決断や進路に迷ったことはなかったです。
遡ること学生時代から…
遡りすぎ??
16歳
週休2日に惹かれて奈良高専入学。
(当時の学校は隔週に2連休だった)
17歳
工業系の勉強と、夏休みにインターンシップで受けた企業の職業実習の面白くなさに失望。
バイトに精を出す。
飲食業のバイトに楽しさを見出し、明け暮れる。
(年齢は誤魔化し、18才で働いていた)
意外と仕事が出来、チヤホヤされて天狗になるww
元々料理が大好きだったので、進路変更には迷いなく、料理人になろうと決心。
18歳~20歳
奈良の青果市場や中華料理、居酒屋やバーテンダーなど、色々な職種のバイトを掛け持ちしながら学校に通う。
イタリアンに進むことは決めていたが、バイトで色々な職種を見て見るのも良いかと思って…
あの手この手で無理矢理に学校を卒業。
しばらくバイトでお金を貯めて、働き先も決めてないのに大阪に引っ越し一人暮らし。
貯金が無くなりかける頃、大阪の土佐堀にあったイタリアンに惚れ込み、通い詰めて就職。
21~22才歳
大阪にお店が東京に出店すると共に、オープニングスタッフとして上京。
西麻布という煌びやかな世界にやたらと自信がつく。
コシノジュンコさんや神田うのさんが常連さんの高級店。
ファッションショーのケータリングなど色々なセレブレティーな空間に、目ん玉飛び出す。
お店のスタッフやオーナーに、生意気な態度をとったり、アホなことばかりして、人生初めて落ち込む(笑)
バーに入り浸り、寝ずに仕事をし、体を酷使する事を覚える。
鼻っ柱が折れてお店を辞め、自由が丘のお店に就職。
大人の遊びも教えてもらったり、相変わらずアホなことしながら修行の日々。
23歳
一緒にやらない??
と言う求められると嬉しがる単純な性格を発揮し、奈良に戻る。
奈良で一緒に店をやる予定だった人が、や~んぴ!!
…って事で無職。
フレンチやイタリアンのバイトで食いつなぐ。
イタリア行くとか、大阪に出よかな~とかいろいろ考えたけど、
ペーパームーンという、今のお店の前の店のシェフという肩書きにウットリし、就職。
24歳~26歳
若い年なのに無理矢理お店を切り盛りし、自分の力の無さとアイデンティティの少なさに絶望しながらも、何とか死にかけてたお店の売り上げを伸ばすことに成功。
自信満々(笑)
って言うても大した事はない売り上げだったが…
27歳
ペーパームーンを居抜き店舗としてそのまま譲り受け、独立開業。
相変わらずのアイデンティティの無さを持ち前の行動力で埋めるべく、食材と仕事でこだわる事で何かが変わるだろうと模索を始める。
店長というしがらみから解放され、色々と無茶な仕入れと仕込みを繰り返す。
この時から、産地直送や羊や豚なんかの農場からの一頭買いのルートを独自で開拓。
生ハムやアンチョビを独学で勉強。
主にブログや文献を読み漁り、奈良でも出来るやり方を試行錯誤。
要は食材にこだわっていったんです。
28歳
クーカル奈良が始まる。
生ハムを失敗し続け、心が折れそうになる(笑)
あまから手帖やSAVYに掲載してもらいフィーバー!!
29歳
クーカル奈良で、シェフズキッチンをやらせてもらい、人脈の大事さと、イベントの楽しさに開眼。
ロスを出しながらも何とか加工肉が形になる。
生産者さんを訪ねたり、畑に通ったりと、無い時間をフルに使って、現場を見に行く事に精を出す。
30歳
元々一頭で買っていたジビエ(鹿や猪)を、知り合い達と共有したり、捌いたりと、交流を深めて行く。
農家さんや酪農家さん、猟師さんなどのたくさんの人達から聞く言葉や社会の現状に、何か出来れば…という思いが芽生える。
この時、一年の解体頭数は80頭を超えてたww
この辺りからブログやFBを本格的に始め、情報発信を積極的に始める。
解体のグロ画像が影響したのか、保健所にチクられる。
ま、悪いことは何にもしていないので、大丈夫。
31歳
人脈とお店の成長に明け暮れる(笑)
クーカルもシェフェスタと名を変え、積極的に参戦。
その中で、人生の道しるべとなるような方達と出会い、刺激を受けまくる。
その一人の猟師兼農業家(順番逆w)の廣瀬さんから、狩猟の面白さを聞いて、猟師になる事決定。
狩猟免許や銃の所持許可に通り、晴れて猟師に。
でも、一度も出猟出来ず終猟ww
32歳
奈良のイベントのみならず、京都や大阪なんかのイベントにも参戦。
少しやり過ぎたかな…と思うも、スタッフの頑張りを、まだ行けるやんという無茶振りで乗り切る。
さ…今年こそは猟に出よう!!
…と思いながらも、練習不足なんでどうなるかわからない(笑)
料理人なろうと思って15年。
紆余曲折ありましたが、一貫していることは、自分のしたい事をしてきただけ。
そこには、家族やスタッフの支えがあって、感謝してもしきれないくらいの恩義と絆があるように思います。
バイタリティあるね~とか
いつも忙しそうだね~とか
体壊すで~とか
周りの方から、色々なご心配と興味の声を頂きます。
インターネットが発達し、情報が溢れているこの世の中。
自分のやっていることと、お店の個性を打ち出すには、ブログやFBは良いツールなんでしょう。
知ってもらってナンボですからね。
ダラダラと書きましたが、ここに行き着くには当然でごく自然の流れだったんです。
今の自分に出来る事は何なのか。
来年、再来年、5年後にはどうなりたいのか。
夢とか甘いもんは見ません。
目標と地べたに這いつくばりながら、今すべき事が徐々に具現化して行っただけなんですよね。
クロチェッタはスタッフに恵まれています。
今日も一人の来年の新卒の調理学校生が求職に来てくれました。
スタッフが揃っているからやりたい事が出来るようになってきましたし、来年以降はもう一店舗する計画も練り出しています。
今の時期からは猟師さん。
クリスマスが控え、年末までどれくらい出猟が出来るかわかりませんが、勉強してきます。
やりたい事をやるのも自分。
その環境を作るのも自分。
それを支えてくれる人に感謝し、今日も一日が過ぎ去るのです。
光陰矢の如し。
人に人生なんかあっという間に終わります。
楽しまないと損ですね。
積み重ねが次のステップを呼んでくれるわけだから…
面白おかしく生きましょ♫
クロチェッタ 店主
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ふらりと入り、美味しさに感動しました。
ほんわかぱっぱ〜がよろしいなぁ
ごちそうさんでした。